PCa/Precast Concrete
仕事紹介

製造の中心部分である製造ラインは5つのチームに分かれ、異なる物件の異なる製品を作っています。老若男女、国籍関係なく「チーム」で作り上げるその製品にお客様の想いをのせています。
技術継承は一筋縄ではいかない。一見、簡単そうに見えるその作業には職人のプロの蓄積があってのことです。
先輩たちの背中を追いつけ追い越せの勢いがある若手社員たちは、時には兄弟のように和気あいあいと、時には切磋琢磨しあいながらより高品質で安全な良い製品づくりに励んでいます。

ラインの仕事①
脱型

朝出勤すると、前日にコンクリートを流し込んだ製品が固まっているので、型から外す「脱型」作業から始まります。
脱型した製品は仕上げへ。鋼でできている型枠は再度使用するため、きれいに「磨き」ます。
次の製品を作るために、どこに金物がつくかマークをつける「墨だし」。ここを間違えてしまうと間違った製品が作られてしまうので最新の注意を払います。

製造ライン
ラインの仕事②
検査
きれいになった型枠に鉄筋を入れ、コンクリートを流し込む前に、本当に図面通りになっているだろうかと検査が入ります。検査員や製造管理がする検査もありますが、組み立てた自分たちでも自主検査を行うのです。
ラインの仕事③
打設
図面通りにできている!と確認ができたところでやっとコンクリートを流し込みます。これを「打設」と言います。打設は時間との闘いです。その日の気温・湿度、また物件や階層で求められる強度が変わるので、同じように見える作業でも、実は毎日が少しづつ違う作業で繊細なコンクリートを取り扱うラインの仕事はまさに職人です。
ラインの仕事④
成型
コンクリートがカチカチに固まる前に表面をきれいするため「成型」します。この成型も職人技が光る場面です。物流倉庫の柱などは大栄産業で作ったものがそのまま使われるため、見た目の仕上がりは特に大事!職人技が光る場面です
ラインの仕事⑤
養生
打設、成型後のコンクリートはビニールシートをかけ、一晩養生します。冬場の気温の低い時期にはボイラーから蒸気を送り込み、必要強度をだします